こんにちは。Katsuです。今回は2023年12月21日〜22日に訪れたドイツのフランクフルトを1泊2日(実質1日)の旅程でご紹介します。乗り継ぎでフランクフルトに訪れたついでに短時間でもフランクフルトを観光したい方、フランクフルトがどんな都市か知りたい方の参考になれば嬉しいです。(1€=160円※当時のレート)
・乗り継ぎならフランクフルト国際空港近くのホテルが便利
・ドイツの郷土料理「シュニッツェル」を食べた感想
・フランクフルトのクリスマスマーケットの様子
フランクフルトってどんな都市?
フランクフルトはマイン川沿いにあり、人口約75万人を抱えるドイツ第5の都市なんだ。
欧州中央銀行やドイツ銀行などが集まっている金融エリアと中世からの街並みが残る旧市街エリアが融合しているのが特徴として挙げられるよ。
ヨーロッパの玄関口とも呼ばれ、ヨーロッパ大陸のほぼ真ん中に位置しており、飛行機、鉄道で近隣のヨーロッパにアクセスしやすいため、日本からもヨーロッパ旅行する際にフランクフルトを経由する人が多いんだ。
フランクフルト国際空港近くのホテルについて
フランクフルト国際空港の近くにはホテルが密集しているエリアがあり、徒歩でも行くことができます。今回宿泊先に選んだのは「Park Inn Radisson Frankfurt Airport」というホテルです。
TGoogle Mapsでは徒歩17分(1.2km)の表記だったので今回は歩きました。
空港周辺のホテルにした一番の決め手は治安が良いという点でした。
日本人の犯罪被害の多くは空港、フランクフルト中央駅およびその周辺、繁華街(ショッピングエリア)に集中しており、注意が必要です。
フランクフルトの中心街に向けて移動
フランクフルトの中心街は空港やホテル周辺から少し離れているので電車もしくはタクシーを利用するのがメインオプションになると思います。
今回は電車で行くことにしました。徒歩でホテルからフランクフルト国際空港まで戻り、券売機で1日券を2枚(9.55€×2人分=19.10€)を購入し、フランクフルト中央駅まで移動しました。
フランクフルト中央駅はクリスマス仕様となっており、とても素敵な雰囲気です。
フランクフルト中央駅に着いてからは観光もかねて歩いて中心街の方向に歩いて向かいました。下の写真はフランクフルト中央駅を出てすぐのところから見えた景色です。
ヨーロッパ調の建物が並ぶ住宅街を抜けて行くと高層ビル群が登場し、フランクフルトの経済的なパワーを感じられます。
ドイツの郷土料理「シュニッツェル」を食べた感想
今回、ドイツの郷土料理である「シュニッツェル」を食べることは決めていました。目的のお店は「Romer Pils Brunnen」です。
このお店の名物はマッシュルームのソースがかかったシュニッツェルです。11時15分ごろに伺ったのですが、最後の1テーブルだけが残っており、ギリギリ予約なしで入ることができました。予約をしないなら早めに行くのがいいかもしれません。
私のチョイス
・Schofferhofen Hefeweizenという白ビール(4.10€/グラス0.3l)
・Jagerschnitzel mit Champignonrahmsauceというマッシュルームソースがけのシュニッツェル(21.90€)
私は白ビールとシュニッツェルを注文しました。白ビールは甘みがあって苦味がほとんどなく、ビールが苦手な私でも美味しいと思いました!頼んで良かったです。
シュニッツェルは妻とシェアしました。シュニッツェル自体は少しパサッとしていて見た目通りの味なのですが、マッシュルームのソースがパサッと感をうまく包み込んでくれてとても美味しかったです!
妻のチョイス
・Blinding Romer Pilsというピルスナービール(4.10€グラス0.3l)
・2 grobe Bauernbratwursteというソーセージにポテト、ザワークラウトが付いたもの(17.90€)
妻はピルスナービールを頼んでました。少しもらって飲んでみましたが、結構苦味があってガツンとくる味でした。ビールが苦手な私は白ビール派でした。
ソーセージは香草が効いていて日本では食べたことがない味で異国を感じられて良かったです。付け合わせのポテトをシュニッツェルのソースにつけて食べると抜群に合います。
合計48€と安くはないですが、どれも美味しかったのとボリュームもあったので満足しました!
地元の方よりは日本人を含む観光で来られた方がこの時は多かったので、観光客向けのお店が嫌な人は避けた方が良いかもしれません。
私は観光客でも気軽に入って落ち着いて食事ができた点が良かったと思いました。
レーマー広場のクリスマスマーケットを観光
ドイツの料理を堪能した次は今回のフランクフルト旅行のメインにしていたレーマー広場のクリスマスマーケットに向かいました。この年の開催は12月21日が最終日だったようです。
フランクフルトのクリスマスマーケットは1393年に初めて開催され、ドイツ最古のクリスマスマーケットと呼ばれています。毎年世界中から300万人以上の人々が訪れ、200軒以上の山小屋式の屋台が立ち並びます。その中心はレーマー広場で写真撮影のスポットに最適です。
中世の面影を残す建物とライトアップされた屋台がとてもよくマッチしており、歩いているだけで異国を感じて楽しい気持ちになれました。
ソーセージやホットチョコ、お菓子など様々なお店が出ているので、ここで色んな食べ物に挑戦してみるのもいいと思います。
フランクフルトの歴史・文化の一つに直接触れることができて貴重な経験になりました。
クラインマルクト ハレ市場を観光
レーマー広場の近くに市場があったので覗いてみることにしました。
建物の中は結構広く、生鮮食品から加工品まで幅広い食材が売っていました。
試食させてもらえるお店がいくつかあり、その中で「Pinocchio Feinkost」というお店で試食したトリュフ味のサラミが抜群に美味しく、ドイツの食へのこだわりを感じました。
お手洗いは地下にあるみたいなのですが、地下に降りて行く階段が薄暗くて雰囲気もあまり良くなかったので使いませんでした。
もしクラインマルクト ハレ市場に行くなら市場の近くに手洗いに行ける場所がないかあらかじめリサーチしておくと良いと思います。
当初予定していなかったものと出会えるのが市場の良いところですね。
おそらくここでしか売っていないお土産もあると思うので、お土産探しに色々なお店を回ってみるのも楽しいと思います。
ホテルまで電車で移動
帰りはクラインマルクト ハレ市場から少し歩いたところにあるFrankfurt Hauptwache駅からSバーンと呼ばれる近郊列車のS8ラインに乗りました。
S8ラインに乗るとホテルにほど近いFrankfurt Gateway Gardensという駅に着きます。
あまり歩きたくない方はこのS8ラインに乗って中心街まで行くのがおすすめです。
夕ご飯はホテル近くのスーパーマーケットREWEに買い出しへ
地元のスーパーに行くとその国の日常に触れることができるので立ち寄ってみるのもオススメです。
チェックインを済ませて少し休憩した後、近くのスーパーマーケットREWEに夕ご飯を買いに行きました。
ドイツの冷蔵コーナーにはパックに入った大量のハム類が売られています。
ドイツの食品は栄養スコア表示制度が導入されており、最高のAから最低のEまでがあります。正直にEと書かれている食品は潔よく、消費者にとってメリットが大きいと感じました。
E評価のお安いハムを買ってみましたが残念ながらあんまり美味しくなかったです。これも旅の醍醐味で楽しいです。
飲み物も買ったのですが、ドイツでは飲料容器に対してデポジットが掛けられており、空いた容器を返却するとデポジットが返ってくる仕組みができていました。
とても合理的な仕組みでドイツらしいと感じました。
まとめ:フランクフルトは乗り換えだけではもったいない
今回お届けしたフランクフルトの様子はいかがだったでしょうか。
1日あればドイツのグルメを堪能したり、クリスマスマーケットに行くこともできますよ。
今回は限られた旅程でしたが、フランクフルトがどういう街なのか少しでもお伝えできていると嬉しいです。
それではまた次回の旅でお会いしましょう!ここまで読んでいただきありがとうございました。